Rust by Example

5.1 リテラル

数値型リテラルはサフィックスを指定することで型を指定することが可能です。例外はusizeisizeで、これらはそれぞれ同名のサフィックスを使用します。

サフィックスを指定しない数値型リテラルの場合、その型はどのように使用されるかに依存して決められます。デフォルトでは整数型の場合i32が、浮動小数点型はf64を使用します。

fn main() { // サフィックスを指定したリテラル。型は初期化とともに確定する。 let x = 1u8; let y = 2u32; let z = 3f32; // サフィックスを指定しないリテラル。型は使用方法に依存する。 let i = 1; let f = 1.0; // `size_of_val` 関数は変数のサイズをバイトで返す。 println!("size of `x` in bytes: {}", std::mem::size_of_val(&x)); println!("size of `y` in bytes: {}", std::mem::size_of_val(&y)); println!("size of `z` in bytes: {}", std::mem::size_of_val(&z)); println!("size of `i` in bytes: {}", std::mem::size_of_val(&i)); println!("size of `f` in bytes: {}", std::mem::size_of_val(&f)); }

上のコードには現時点では解説していない考えがいくつか使用されています。気になる方のために簡単に説明をしておきましょう。

  • fun(&foo)は値そのものではなく、その参照を関数に渡す時の書き方です。詳しくは借用(borrowing)を見てください。
  • std::mem::size_of_valは関数ですが、絶対パス(full path)で呼び出されています。ソースコードは論理的に区切られたモジュールと呼ばれるものにわけられることができます。今回の場合はsize_of_val関数はmemモジュール内で定義されており、memモジュールはstdクレイト内で定義されています。より詳しくはクレイト(crates)を参照してください。